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12月

キッドスクール園だより2021年12月号

キッドスクールの園だよりを,園児の個人情報が出ないように配慮してご紹介します。

園だより2021年12月号

 

 

 

 

 

 

 子どもオリンピック、辰巳遠足、畑遠足、カップケーキ作り、収穫感謝礼拝、芋煮会、幼児祝福式、青さん劇場と一つ一つの行事を通し、成長の姿を見せる子ども達です。青さん劇場も隠された才能を垣間見、ひとりひとり輝く劇でした。『庭での約束』(アダムとイブの話)という絵本の読み聞かせから始まったクリスマスの準備です。神様は食べてはいけない木の実を食べた女と男を楽園から追放しますが、いつか人間を助けるために神の子をこの地上に送ると約束なさったのです。神の子とはいったい誰なのだろう?と終わるこの絵本。青さん劇場を見た黄色さん桃さんが劇に興味を示し、今度はクリスマスの聖劇を30人全員で演じます。礼拝の中で神様のお話を受け身で聴いていましたが、自分たちでイエス様の誕生のお話を作り、参加した保護者の皆様に紹介します。受け身から能動的な与える立場に立ちます。クリスマス物語は決して煌びやかな目に見て立派な風景はありません。貧しくみすぼらしい家畜小屋で生まれ、飼い葉おけがイエス様のベッドでした。結婚する前に身ごもったマリアとそしてその婚約者のヨセフはどんなに戸惑ったことでしょう。でも・・・そこには目には見えない温かい光景があります。

 現代では到底想像がつかない出来事ですが、2000年前の出来事を毎年繰り返し子ども達と聖劇を作っていくのです。神様は、どんなに小さな存在も・みんなから嫌われるような人にも、貧しく困難な状態に置かれている人にも心を傾け守り、導いて下さる存在と思っています。子ども達の世界には、そんな世界があるように思います。大人の目に見える光景だけで判断し、一喜一憂するさまで段々とこどもの意識も目に見える光景だけで判断していくのでしょう。キッドスクールは、まさに危機の真っただ中にいます。しかし目の前の子どもと共に感謝しながら進んでいます。「問題があって当たり前」その問題に謙虚に向かい対応し子どもも大人も共に成長させてもらっています。昨日台本を手にした黄色さんと青さんは自分で表紙に名前と配役を書き、自分の台詞の箇所にアンダーラインを引きました。桃さんは、台詞はありませんが、イエス誕生に集まる人々の場面の前に舞台で「お星が光る」を歌います。配役を聞くたびに役が変わる桃さんですが今週中には決定していきます。基本はやりたい役をやる!です。一学期に比べ「子どもに任せる」事が増え、私達大人は見守る、お手本を見せる事に努める時期です。「訂正ではなく、常に教えながら教えなさい!」と言うモンテッソーリの言葉の難しさを感じます。自分で決めて、自分で実行、自分で後始末をする。この経験が自立に繋がります。言い過ぎてはいないか?・・・やり過ぎてはいないか?・・・反対に、ここは大人がきちんと口を挟むところをそのままにしていないか?・・・教科書通りに行かない人間の発達・感情だから、一人一人がその場その場で考え実行するしかないのです。マニュアル化した現代は人間の能力(持つ力)を半減させる事を感じます。モンテッソーリは、保育室は「実験室の様だ」と表現していましたが、キッドの保育室も同様、ここで、あそこで、子ども達の生きる意欲(自分を作るために活動する)を感じます。一人一人が生き生き生活できるこの時期に大人の言うとおりに行動させる必要がどこにあるのでしょうか。自由とは勝手気ままな自由ではありません。朝の時間、食事の時間、片付け等やるべきことをやるから自由が与えられるのです。自由を使いこなすのは難しいことですが、楽しいことです。さてキッドスクールの暦に合わせてツリー型のアドベントカレンダーが壁に飾られ、毎日のお当番さんがポケットから数字を書いた星を出しています。

 どうぞ、お家で各自のアドベントカレンダーに毎日シールを貼り(青さんは窓を開け)クリスマスの準備を始めてください。「私は神様の良い子どもかな?」と神様とお話する祈りをして欲しいと思います。

 降園時のお集まりでは、青さんのキャンドルサービス(2学期終了式に実施)に向けて線上歩行の時を全員で行い始めました。「線上をゆっくり歩く」その単純な動きが運動の調整と心の調整に繋がります。

 保護者の皆様いつもご協力ありがとうございます。

 園長 宮本恭子

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